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新規上場銘柄は儲かる。だから人気が高まり新規上場株の公募に応募してもなかなかあたりませんね。
私も去年からひそかに応募しつづけているのですが、一向にあたらない。
あたらないからどうしても当てたくなり、あれもこれも応募している状況です。
でも、本当に新規上場銘柄はどんな銘柄でも儲かるのか？
儲かるとしたらどの位儲かるのか？
そしてどんな条件の銘柄が一番儲かるのかを調査してみたいと思います。
今回は、新規上場株はどんな銘柄でももうかるのか？に着目してみたいと思います。 このコラムはYahoo Finance!の新規上場企業情報のデータを元に 色々と検討した結果をまとめたものです。 |
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1.新規に上場した銘柄はどんな銘柄でも儲かるのか？
まず、下の表を見てください。下の表は2003年9月～12月に新規に上場した53銘柄について、
ある時点の価格÷公募価格で
どの位利益がでているのか調べたものです。
これより、初値時点で公募価格の120%(1.2倍)程度に値上がりしたものは66%程度と意外に少ないと思える結果になりました。 まして、150%(1.5倍)の値上がりしたものは40%だけです。 確かに初値時点で公募価格割れをしたものは、わずか１銘柄ですが過度に期待しすぎるのは禁物ということがわかりました。 じゃあ、まったく儲からないのか？というわけでもなさそうです。 公開月の高値で見ると120%を超えるものが82%もあります。 そして、初値時点で公募価格割れしたものがわずか2%です。 もし、新規上場株に当選して初値で期待できる成果が得られそうになくても、公募価格+20%くらいを目指して指しておけば まぁ、それなりの成果は得られそうです。 ただし、気をつけなければならない点がひとつ。株式が公開され、少し落ち着いてきた 翌月になると公募価格割れをしているものが17%もあります。 やはり期間とともに株価も落ち着いてしまうようですね。 以上から、新規上場銘柄はどんな銘柄でも儲かるわけではないが、人気があるものであれば既に上場している銘柄を購入するより 短期間でそれなりの成果が得られると考えられます。ただし、過度の期待は禁物で公開から期間が過ぎると 公募価格割れをするものもでてくるので、株価の動向には注意すべきと考えられます。 |
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