新規上場銘柄は儲かる。だから人気が高まり新規上場株の公募に応募してもなかなかあたりませんね。
私も去年からひそかに応募しつづけているのですが、一向にあたらない。
あたらないからどうしても当てたくなり、あれもこれも応募している状況です。
でも、本当に新規上場銘柄はどんな銘柄でも儲かるのか?
儲かるとしたらどの位儲かるのか?
そしてどんな条件の銘柄が一番儲かるのかを調査してみたいと思います。
今回は、皆さんおなじみのYahoo Fainance!の新規企業情報で公開されている 「注目度」 に着目したいと思います。 このコラムはYahoo Finance!の新規上場企業情報のデータを元に 色々と検討した結果をまとめたものです。 |
2.Yahoo Finance!新規上場銘柄の注目度はどの位たよりになるのか?
ご存知のようにYahoo Finance!の新規上場銘柄のページでこれから公開される銘柄の情報が得られます。
そのページの各企業の事業内容や決算情報を扱っているページでは、注目度なるランクがつけられています。
ランクはS,A,B,CがありSがかなり高く注目されている。Cがあまり注目されていないという具合に設定されています。
このランク、同ページでは「注目度とパフォーマンスや投資妙味は関係がありません。」とされているが
実際のところどんなものなのか、興味がありませんか?今回はこのランクに着目して、 各ランクに対する新規上場銘柄のパフォーマンスがどんなものなのか 見てみたいと思います。 さて、下の表を見てください。この表は2003年9月~2003年12月に新規上場した銘柄の各注目度ランクについて ある時点の平均パフォーマンス(※)がどんなものだったかをかをまとめたものです。
また、注目度ランクBやCでもそれなりの成果が得られていますが、注目度ランクSとAに比べると大分見劣り します。 ちなみに、上の表の期間に新規上場した銘柄で公募価格を割れてしまったものが数銘柄ありましたが、 いづれも注目度ランクBやCにランクされたものでした。 この表から注目度ランクは、期待できるパフォーマンスを示すものと考えても差し支えなさそうに感じられます。 基本的にある銘柄の株を買いたいと思う人が売りたいと思う人より多いときに株価は上昇する(※)でしょうから、 当然の結果といえるでしょう。 そして、注目度SやAの銘柄の公募に応募できるチャンスがあったらぜひ応募して、高い利益を得たいですね。
※ここでは、各銘柄ごとに「ある時点の株価÷公募価格」を算出したその平均値です。 ※ちなみに、人の数で表現するのは正確でなくて、例え買いたい人が売りたい人に対して非常に少人数でも 買いたい人が欲しい株数が売り側のそれを上回れば株価は上昇するはずです。 |
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