イメージ貼り付けに対するalign属性の効能

■概要

左右にテキストやイメージのある場合、<IMG>タグのALIGN属性によってイメージがどの位置(高さ)に表示されるか調べてみた。なかなか複雑で、思い通りにはいかないようである。
ここでは、最近一番使われているであろうHTML3.2での規格(現在、新しいものとしてHTML4.0があるが、私が思うに広く一般に使われているのはHTML3.2と考えた。)と、IE、NNで実際表示してみたものについての３種に付いて比較を行った。

■サンプル

align=	HTML3.2	Netscape Navigator	Internet Explorer
top	「現在のテキストラインの上限にイメージの上限をあわせる」と定義。	「行中のアイテムの上限にイメージの上限をあわせる」とあるが、実際にはイメージの左にある文字やイメージの上限(2)にイメージの上限(a)をあわせている。	行のすべてのテキストやイメージの上限(1)にイメージの上限(a)をあわせている。
texttop	定義なし。	「行中のテキスト（イメージは無視する）の上限にイメージの上限をあわせる」とあるが、実際には標準の大きさのテキストの上限(4)にイメージの上限をあわせている。	topと同じ。
middle	「現在のテキストラインのベースラインにイメージの中央をあわせる」と定義。	ベースライン(5)にイメージの中央(b)をあわせている。	ベースライン(5)にイメージの中央(b)をあわせている。
center	定義無し。	middleと同じ。	middleと同じ。
absmiddle	定義無し。	「行中のアイテムの中央にイメージの中央をあわせる」と説明されているが、実際にはイメージの左側にある文字やイメージの中央(2)と(5)の中央にイメージの中央(b)をあわせている。	行中のすべてのテキストやイメージの中央(1)と(5)の中央にイメージの中央(b)をあわせている。
baseline	定義無し。	ベースライン(5)にイメージの下限(c)をあわせている。	ベースライン(5)にイメージの下限(c)をあわせている。
bottom	「ベースラインにイメージの下限をあわせる」と定義。	baselineと同じ。	absbottomと同じ。
absbottom	定義無し。	両側のテキストの下限(6)にイメージの下限(c)をあわせている。	両側のテキストの下限(6)にイメージの下限(c)をあわせている。
left	イメージを左に寄せて、回りをテキストで囲い込む。	イメージを左に寄せて、回りをテキストで囲い込む。	イメージを左に寄せて、回りをテキストで囲い込む。
right	イメージを右に寄せて、回りをテキストで囲い込む。	イメージを右に寄せて、回りをテキストで囲い込む。	イメージを右に寄せて、回りをテキストで囲い込む。