一覧要素 List Elements

<OL>要素は番号付きの項目一覧を表わすもので、その順番や重要度順に並べられる。一般的には番号付きの箇条書きとなる。 <OL>要素の中身は一連の<LI>要素である。

<DIR>要素は<UL>要素に酷似している。これは短い項目の一覧、一般的にはそれぞれが半角20字までに収まる様なな一覧を表わすために用いられる。階層一覧の項目は一般的に半角24字分の幅の列になる。

<DIR>要素の中身は一連の<LI>要素である。<DIR>要素の中では要素の入れ子は許されていない。

<MENU>要素は１項目につき１行となるような一覧である。献立は一般的に番号なし一覧よりも詰めて表示される。 <MENU>要素の中身は一連の<LI>要素である。<MENU>要素の中では要素の入れ子は許されていない。

定義型一覧は、用語とそれに対応する定義の一覧である。定義型一覧の典型的な形としては、用語が左揃えで並べられ、定義はその用語の次に字下げした段落の形で表示される。

<DL>要素の中身は一連の<DT>要素と<DD>要素、あるいは<DD>要素単独で、普通は組にして使われる。複数の<DT>要素を一つの<DD>要素と組にすることも可能である。文書には複数の連続した<DD>要素を入れるべきではない。

もし、DTの用語がDTの表示枠(一般的に表示領域の３分の１)に収まらなければ、 DD部分を次の行に移してページ全体を延ばすか、左枠内で次々に折り返すことが可能である。

オプションのCOMPACT属性により、一覧項目が小さくて一覧全体が大きく見える場合や一覧自体が実際に大きい場合には、詰めて表示するように指示する。

COMPACT属性が明示されない場合には、HTML文書閲覧者は各々DTとDDの間に余白を入れて表示することが可能である。 COMPACT属性により左側(DT)の枠を狭くして表示することもできる。