機能別:NN独自タグ(拡張機能)

段組 / スペース / プラグイン埋め込み / プラグイン埋め込み未対応用 / スクリプト未対応用 / レイヤ(layer) / レイヤ(ilayer) / レイヤ未対応用

■概要

■説明

Dynamic HTMLと呼ばれる技術のひとつとして、NN4.0で導入されたタグです。 レイヤを用いることにより、ひとつのページ上に複数のコンテンツを自由に表示することができる。

■属性

id=... このレイヤに名前(識別子)を付ける。 JavaScriptなどからこのレイヤを識別するのに用いる。 id=もname=も同じ意味である。
name=...
left=n このレイヤを表示する位置(左端、上端からの距離)を指定する。 left,topがページ上の絶対位置であるのに対して、pagex,pageyはこのレイヤを含むドキュメント(レイヤ)からの相対位置で指定する。
left=n
pagex=n
pagey=n
width=n このレイヤの横幅と高さを指定する。 高さはレイヤの内容によって自動的に調整される。
height=n
clip="n,n,n,n" このレイヤの可視部分の矩形の大きさを、左端、上端、右端、下端の順に "20,20,50,100" のように指定する。 "50,100" と省略した時は "0,0,50,100" と同じ意味である。
z-index=n 複数のレイヤの重なり具合を指定する。 z-indexには数値を指定し、数の大きなほうが上に表示される。 above=やbelow=には他のレイヤのname=やid=で指定した名前を指定する。 above=layer1とした場合はlayer1のひとつ下に、below=layer1とした場合はlayer1のひとつ下に表示される。
above=...
below=...
src="..." このレイヤの中に表示するHTML文書のURLを指定する。 この属性を省略すると、<layer>〜</layer>で囲まれた文書が表示される。
visibility=... このレイヤの表示状態を、show(表示する)、hidden(表示しない)、inherit(親レイヤに従う)で指定する。
bgcolor=... このレイヤの背景色を指定する。
background="..." このレイヤの背景画像を指定する。
onMouseOver="..." JavaScriptを記述する。
onMouseOut="..."
onFocus="..."
onBlur="..."
onLoad="..."

■サンプル

<html>
<head>
<title>layer sample</title>
<script>
<!--
function func() {
document.layers["zz"].moveTo(x++, y++);
setTimeout("func()", 100);
}
// -->
</script>
</head>
<body onLoad="x=0; y=0; func();">
<layer name="zz">
わっ
</layer>
</body>
</html>

■備考

この<layer>タグは、JavaScriptと組み合わせることにより、非常にバラエティに富んだ表現を可能にすることができる。 しかし、NN4.0以降でしか使用できないので、慎重なる注意が必要である。

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