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個人向け国債とは?

2012.12.01

◆個人向け国債とは?

「個人向け国債」は、個人で購入できる国債です。 TVCMなどで国債、国債と放送されているのは、この個人向け国債です。 また、個人向け国債に似た個人で購入できる「新窓販国債」というものがあります。

現在、個人向け国債は「復興応援国債」1種類と「復興国債」の3種類があります。
1.復興応援国債

  • 変動金利10年タイプ
2.復興国債
  • 変動金利10年タイプ
  • 固定金利5年タイプ
  • 固定金利3年タイプ

◆復興応援国債と復興国債とで共通していること

  • 基本的に最低1万円から1万円単位で購入できる
  • 購入できる上限がない
  • 国債の口座を作った金融機関が破綻しても、元本+利息が保証される

◆復興応援国債と復興国債との違い

1.復興国債 変動金利10年タイプ

復興国債の10年変動金利タイプは、償還期間(発行~満期)が10年と 長期間に渡って国にお金を貸すタイプの債券です。 また、お金を貸す代わりに受け取れる利息の利率が半年毎に変わります。 この利率には最低0.05%という保証も付いています。

発行スケジュールは1月、4月、7月、10月の年4回で、その前の月に募集を行います。

変動金利タイプは、これから景気が上向きになりそうな局面で メリットが得やすいです。景気が良くなり、市場の実勢利回りが高くなれば それに連動して国債の利率も高くなるからです。 例えば、初回の利率が1%でも、実勢利回りに応じて利率が2%、3%・・となる。 逆に景気が下向きな局面ではデメリットになります。

償還期間が10年となっていますが、購入(発行)から1年以上経過していれば、 いつでも途中換金することができます。 ただし途中換金する場合、ペナルティーとして中途換金調整額を支払うことになります。この中途換金調整額は、通常は直前約2回分の利子分になります。※1、※2



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